美容クリニックでもてはやされる代表的な美容成分のひとつが「コラーゲン」です。“お肌がしっとり”とか、“食べると翌朝はお肌がプリッ、プリッ!”と色々、実感されています。この「コラーゲン」の働きはもっと幅広いものなのです。美容に限らず、健康にも大切な「コラーゲン」についての情報です。
・「コラーゲン」とは
私たちの体の約60%は水分ですが、あと、脂肪が約15%、カルシウムなどの無機質が5%で、残り約20%はタンパク質で成り立っています。さらにそのタンパク質の約30%を「コラーゲン」が締めています。「コラーゲン」は一つ一つの細胞を繋ぎ止めて、組織や器官を決まった位置に留めるという役目を持ったタンパク質です。ですから、「コラーゲン」は体のあらゆる場所に存在しますが、特に約40%が皮膚に集中し、他は骨・軟骨に10~20%、血管に7~8%に含まれています。
・コラーゲンの役割
私たちの皮膚は上から表皮・真皮・皮下組織から成り立っています。美容に深く関わると言われる「コラーゲン」は表皮の基底層を支える真皮の約70%を占める成分です。「コラーゲン」は「エラスチン」とともに肌の土台となる“線維”を作ります。その間に「ヒアルロン酸」などがくっついて、肌のハリやみずみずしさを生み出しているのです。ですから、「コラーゲン」が減ったり、劣化してくると、肌のハリが失われ、しわやたるみとなって現れてきます。
・コラーゲンは年と共に減少
「コラーゲン」は年齢と共に減少し、50代では20代の約半分ほどになります。また、代謝の衰えにより、タンパク質の合成自体が弱り、「コラーゲン」の質も低下します。「コラーゲン」は丈夫な為に一度合成されると、数カ月から数年かけてゆっくりと分解して行きます。その間に、ストレスや紫外線の影響で“酸化”“糖化”を起こし、肌のたるみやシワの原因となります。
・コラーゲンサプリの選び方
「コラーゲン」を食事で補うには、不十分ですので、サプリメントが現実的です。また、同時に「コラーゲン」生成のためにも、ビタミンCが不可欠です。
いかがでしたか、
今回は「美容には「コラーゲン」4つのポイント」についてのご紹介でした。
是非、参考にしてみてください